[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]

[dennou-ruby:002988] Re: gphys analysis methods



堀之内です。

西澤さん、ありがとうございます。

> そのうち gphys 本体に取り込まれるとよいなと思います。

はい、取り込みたいです。

> また、皆さんが使う解析方もどんどん追加されて、増えていくと、
> みんなが幸せになれるかと思います。

皆さんぜひよろしくお願いいたします。
GPhys レベルでプログラムすると、汎用で使いまわしが効きますので。
「こんなんつくったけど、取り込んでみませんか。」という具合に、
気軽にメールを流してください。また、小物置き場もご活用ください。

西澤さん:  とりあえず今回のは小物置き場にもおいてくださいませ。

ところで気になったのが一点。LAPACKの一部を自前でラップしてる
んですか。確か、るびきちさんあたりが LAPACK のラッパは作ってた
と思いますが、独自にする理由がなにかあるんでしょうか。なお、
BLASもあったような気が...。 両方とも、apt 等で一発で入るように
なるといいですね。

---
> 西澤です
> 
> gphysを使って解析可視化する際、
> 現状では、解析部分は、
> 簡単な統計関数およびEPフラックス計算がサポートされている以外、
> 基本的には自分でスクリプトをかかないといけません。
> 
> なんとかいろいろ増やしたいなと思っていたのですが、
> この度、自分が使う解析用メソッドを作ってみました:
> EOF, ヒストグラム
> 
> 
> EOF:
> * ssl2, lapack, gsl の見つかった固有値計算関数を使います
>   * lapack は、ここで必要な関数だけラップしたものを添付のソースにつけてあるので、
>     CLAPACKをインストールして、添付のソースの ruby ラッパーをコンパイルすると使えます
> * "lon", "lat" で始まる名前の軸を両方持っている場合、自動的にcos(lat)が重みづけされて計算されます。
> 
> 
> ヒストグラム
> * 1次元および2次元ヒストグラムをサポート
> * 1次元ヒストグラム表示用箱グラフメソッドも GGraph に追加しています。
> 
> 
> そのうち gphys 本体に取り込まれるとよいなと思います。
> また、皆さんが使う解析方もどんどん追加されて、増えていくと、
> みんなが幸せになれるかと思います。
> 
> 
> 基本的に、GAnalysis モジュールのメソッドとして定義してありますが、
> できるものは gphys のクラスメソッドとしても使える用にしてあります。
> 
> 例 (EOF)
> include NumRu
> slp = GPhys.IO.open("slp.nc","slp")  # slp["lon","la","time"]
> vect, rate = slp.eof("time", "nmodes"=>4) #=> [eof vector, contribution rate]
>                                                             # eof
> vector["lon","lat","mode"], contribution rate ["mode"]
> # GAnalysis.eof(slp, "time", "nmodes"=>4) と同じ
> 
> DCL::gropn(4)
> GGraph.tone(vect[true,true,-1])
> DCL::grcls
> 
> 
> -- 
> Seiya Nishizawa
> Department of Earth and Planetary Atmospheric Sciences, Kobe University

堀之内 武                      horinout@xxxxxxxxxxxxxxxxxx
京都大学生存圏研究所                 611-0011 宇治市五ヶ庄